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プラスチック金型の設計・モデリング、3DSOLID設計、ソーシャルビジネスサポート 株式会社モールデック

3D SOLID設計プロジェクト

 

3D SOLID設計プロジェクト

 

 

現在、弊社の関わりの深い金型業界は“短納期・低コスト・高品質”の部分がますます厳しく追及されるようになってきています。実際に“低コスト・短納期”の部分をまかなえる中国など海外への金型流出は肌で感じるほど成長してきています。

しかし、“高品質”の部分に対応出来ない金型や難しい金型は国内に残っていたり海外に流出した後に戻ってきている現状もあります。そして、弊社の金型設計も“短納期・低コスト・高品質”の部分に対応していかなければなりません。
市場の変化が激しい中、需要があるうちに早期対策していく必要があると考えます。
早期対策により金型設計だけではなく幅広い需要に応えることが出来ます。

国内の金型設計に関するところで言えば、現状の2D設計ではこれ以上の“短納期・低コスト・高品質”には対応していく事が難しいと思われます。また、上層部からのデータ出力形態も2D図面から3D形状に変化してきています。
手書き設計→2D CAD設計へと市場のニーズに応えて変化してきたように2D CAD設計→3D CAD設計と変化していかなければなりません。
以上の内容を早い段階で築くことにより、多くの需要に対応できる会社として利益に繋がり新たな展開も進めて行くことが出来ます。

 

 

設計の進め方など改善可能な箇所はまだありそうですが、設計工数の削減には限界が見えはじめています。そのため、手書き→2D CADと変化してきたようにツールの部分を変えていかなければなりません。実際に2D設計を進める中で設計作業よりも作図作業や調整作業が多く存在しており工数の大半を占めています。 その点、3D設計に移行することにより作図・調整作業が簡単に行え、設計工数の大幅な短縮が期待できます。 上層部のデータ出力形態の変化により、3D(ソリッド)で製品データを取り込む事ができ3D設計に移行しやすい環境であり、モデリング作業の短縮が可能となります。更に、後工程に対してもデータで出力することにより、図面化やデータ入力などの作業が減り工期短縮に繋がります。

 

低コスト対策は納期短縮と非常に繋がりが深い部分があります。短納期に対応できる環境であれば、必然的にコストも抑えることが出来ます。現状、金型総額のコストダウンが求められてきており、その中の設計費としても更に厳しいコストダウンが求められてきています。 弊社としては3D設計移行により設計工数を減らして行くことで、コストダウンに対応することが出来ます。更に、3Dデータを後工程で利用出来る環境が整えば、金型総額のコストダウンに繋がっていきます。 3D設計に移行する際、事前準備がキーワードになってきます。この事前準備にコストをかけ過ぎると後々の利益に響くことになります。その為、海外などの外部機関を上手く使い、なるべくコストを抑えて技術を構築して行くことが必要です。

 

高品質の設計は時間が掛かり短納期・低コストの波に逆らう様ですが実際はその逆です。高品質の設計ができるようになれば、設計ミスを防ぐことができ、修正などの余分な工数を減らすことが出来ます。 主に設計ミスと呼ばれるものは、大きな設計間違いよりも作図間違いや見落としなどの凡ミスと呼ばれる部分が大半を占めています。作図間違いや規格間違いは型ごとに新規で作図して行く過程で起こりやすく、見落としなどは平面図・断面図で表しきれない部分が多い為起こる間違いで3D設計に移行することで回避できます。

3D設計は登録してある部品を配置・変更して金型データを仕上げて行く設計の流れなので、型ごとに新規で部品を作成しません。 その為、新規作成時のミスを無くすことができ、形状に拘束や設計要件を入れ込む事により規格間違いを防ぐことが出来ます。また、3Dで形状を表現しているため、形状を理解しやすく3D形状同士の干渉チェックなども行え凡ミスを減らすことが出来ます。後工程に関しても、3Dデータで出力することにより、図面化やデータ入力の際に起こる人的ミスを防ぐことが出来、データ加工により高品質の金型を作ることが出来ます。

以上から、凡ミスと呼ばれる部分を無くして行くことで高品質の設計に繋がり修正工数の削減にも対応出来ます。

 

以上の“短納期・低コスト・高品質”に対応可能な、3D設計に移行する事で2D設計で対応しきれない部分に対応出来るようになり、 市場のニーズに応えていく事が出来ます。現在は3D設計に対応していない会社が多いですが、対応していない会社が多いからこそ需要も多く、利益に直接繋がっていくものだと考えます。

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