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3D SOLID設計化移行について

 

3D SOLID設計化移行について

グローバルでボーダレス化したプラスチック金型業界においてQ(高品質)、C(低価格化)、D(短納期)への更なる対応なしに生き残っていくのが困難な状況となってきました。

ここで従来の設計手法と目指すべき姿について考えてみましょう。

従来の設計方法は…
①3D CAD(または2D CAD)を使い、3Dの製品データを参照しながら2Dで型設計を行う。
②型設計と並行して製品部の造り込み、PL面等のモデリング作業を開始する。
③型設計が固まってきた時点で型構造部の部品のモデリング作業へ
④型設計が終われば部品表の作成へ、部品点数が少ない金型ならばさほど苦にならないが部品点数が多くなれば部品表の作成だけで2日、3日…
⑤部品表が完成すれば設計は必要な部品図を作成し、CAM側へ展開する。
⑥CAM側は型図または部品図のCADデータを利用し、穴あけ、ポケット形状のNCデータを作成する。

一般的な金型設計~CAM側への仕事の流れではないでしょうか?

これが3D SOLID設計に移行すると…
設計はあらかじめ登録されたモールドベース、登録部品をデータベースから呼び出して編集、設計を
行います。また類似型などのテンプレートデータがあれば更に効率が上がります。
登録部品はパラメトリックデータなので呼出し後のサイズの変更も可能。

設計と並行でモデリング部隊が製品の造り込み、PL面、スライドや傾斜コアの先端形状等をタイムリーに設計者に供給します。3D SOLID設計であれば、型データ完が部品データ完となります。

型設計完で各プレート及び各部品の穴あけを行います。このとき加工属性と呼ばれる加工情報が各プレート及び各部品に付与されます。部品表も部品表ソフト(本サイトで無料ダウンロードできます)で3D部品に付与された部品属性データを読み込んで瞬時に作成、あとは少しの修正で終了。

設計は各テンプレート及び各パーツをXVLに代表されるVIEWER対応ファイルに変換。
必要最低限の図面を作成し、CAM、現場側に供給します。CAM側は設計からの加工属性が付与された各プレート、各部品を加工属性連携CAMの利用によりほぼ自動的にCAMデータが作成できます。

いかがでしょうか。 従来方式よりも効率化が望めるのではないでしょうか?

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