HOME  教育  虎の巻  五、倒れコア設計時の注意点 その一 金型設計「虎の巻」

プラスチック金型の設計・モデリング、3DSOLID設計、ソーシャルビジネスサポート 株式会社モールデック

五、倒れコア設計時の注意点 その一 金型設計「虎の巻」

虎の巻

このページでは金型設計をする上で必要な計算式や注意点、更に失敗談など様々な情報を公開させて頂きます。

本サイトに掲載された情報を元に製作された金型で何らかの事故が発生した場合
  本サイトは一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承下さい。


設計時の注意

五、倒れコア設計時の注意点 その一

倒れコアのメリットは傾斜コアに比べ小スペースでの配置が可能で、エジェクタピンに比べて製品を押し出す力が強く、白化が起こりにくいことです。
しかし回転運動で強制的にアンダーカットを外す構造のため、わずかな量のアンダーカットにしか対応できません。また製品面が下がっていく方向への配置が不可能で、アンダーカットの上り下りにも対応できません。

(設計時の注意点)
倒れコアは受け面が少なすぎると成形圧力によって倒れコアがたわみ、製品にバリが発生してしまい
ます。

 

倒れコアの受け面のポイントaを、アンダーカットの最も深い位置よりも下(可動主型底面寄り)に設定(b寸法を確保)して下さい。これにより倒れコアが成形圧力でたわむことを防ぎ、バリの発生を防ぐことができます。

 

六、倒れコア設計時の注意点 その二
四、金型重心

CONTACTお問い合わせ

業務に関するお問い合わせ、採用のお問い合わせはお気軽にご連絡ください。

MAIL FORM

本社

〒490-1225 
愛知県あま市蜂須賀百歩685番

TEL. 052-880-3738FAX. 052-880-3748

岐阜オフィス

〒501-6032 
岐阜県羽島郡笠松町江川50番地1 ラ・カーサ・フェリーチェ 2階C号室

TEL. 058-374-3747FAX. 052-880-3748