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九、アンダーカットの上り下りと傾斜コア 金型設計「虎の巻」

虎の巻

このページでは金型設計をする上で必要な計算式や注意点、更に失敗談など様々な情報を公開させて頂きます。

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設計時の注意

九、アンダーカットの上り下りと傾斜コア

製品内側にあるアンダーカットの処理方向に上り下りがある場合、傾斜コアを採用します。押出板にコアの動き方向を制御する台を取り付けます。

 

このときの傾斜コアの動きは、下り(図1)の場合、成形機の突出スピードに対してだんだん遅れて行き、上り(図2)の場合、成形機の突出スピードに対して加速が付くように先行して行きます。一般的に上り下りの角度は10°程度が限界と言われています。特に上りの場合、傾斜コア(傾斜ロッド)に対する負担が大きいので注意が必要です。

 

十、傾斜コア・倒れコアと製品との干渉
八、アンダーカットの上り下りと倒れコア

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